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寄付行為の翻訳

寄付行為の翻訳


寄付行為の意義


民法の中には、普段耳慣れた用語とは少し意味が異なった使い方をする用語がたまにある。

例えば、善意と悪意。民法の中で善意といえば、一般の生活の中でいう良心的な心得、みたいな意味ではない。同様に民法の中で悪意というと、邪悪な意図を以ってという意味はない。民法の中でいう善意はwithout knowledge、即ちその事実について知らない、という意味、悪意とはwith knowledge、その事実を知ったうえで、という意味になる。善意の第3者なら、a third party without knowledge悪意の第3者ならa third party with knowledgeです。なお、この善意、悪意の用語の意味は民法に限らず、法律又は法律に準ずる文言の中では常にこういう意味になります。

従って、逆に英文の中でよく見られるin good faith という表現の和訳では、契約書など法律からみの文書中では「善意で」という表現は避けるべきです。誠意をもって、としておくと誤解の恐れがなくていいです。もともとの「善意」というのはgood faithの和訳であったことは想像にかたくありませんが、少なくとも現在の法律に関連する文書の中で使用される現代の用法としては「善意」と「in good faith」は有意に意味が離れています。

さて、よく翻訳する文書に寄付行為というものがありますが、これも民法などからの用語ですが、会社の書類で寄付行為というと、日常の生活でいう寄付行為とは少し離れて、財団などの設立のために金銭など財産を拠出することをいいます。株式会社等を設立するときには定款(Articles of Incorporation)を作成しますが、財団の場合は寄付行為となります。寄付行為の英語は、Articles of Endowmentがいいでしょう。財団はその目的は通常営利ではないので、その活動についての財務諸表は株式会社などと若干異なり、SOA又はStatement of Activitiesと呼ばれる計算書などが作成されます。

なお、最近施行された法律により、一般財団については設立時の会社規則は一般社団と同様、定款と呼称されるように変わりましたので、寄付行為(Articles of Endowment)は今後もこの用語を用いる特別財団法人等のものを除いて、昔設立された財団のものだけが寄付行為と呼称されることになります。

会社定款と寄付行為


会社定款、寄付行為の翻訳は日本国内の定款、寄付行為はもちろんのこと、海外の会社定款基本定款付属定款あるいは通常定款)、寄付行為もかなりの数の翻訳をこなしています。日本国内の定款、寄付行為の英訳なら最速翌日翻訳完了、インド、香港などのイギリス連邦系の基本定款、付属定款セットの非常に長い定款の和訳でも1日あたり3000単語の処理量で納品できますので、1万5千単語のものでも最速6日(1日は翻訳ドラフトの見直し・校正日)で完了できます。定款の翻訳寄付行為の翻訳なら英訳和訳も翻訳のサムライ又は永江俊一にお任せください。
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テーマ : 翻訳 - ジャンル : ビジネス

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