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IJET-23 広島

IJET-23広島

JAT(日本翻訳者協会、Japan Association of Translators)の主催するIJET(日英・英日翻訳国際会議)が広島で開催されます。IJETは毎年開催され、今年は23回目、例年日本国内の各地と海外の各地で1年おきに行われます。翻訳に関する様々な講演その他が企画されていますので、翻訳に興味がある方は参加してみてください。

IJET広島に関するウェブページは↓
http://ijet.jat.org/ja/
IJET広島の後援のウェブページは↓
http://ijet.jat.org/ja/ijet-23/sponsors/
永江俊一
Shunichi Nagae

IJET-23広島の

開催日は6月2日、3日です。
開催場所広島国際会議場です。
広島市中区中島町1番5号 平和記念公園内

IJET広島の紹介はここにしておりますが、実は私はIJET、翻訳国際会議はまだ参加したことが無く、内容については日英、英日の翻訳に関する催し物、という以外あまりよく分かりません。

ただ、広島については20代の頃に住んでおりましたのでよく知っています。広島県内の呉市の呉造船所で働いていた期間も含めると、8年くらいの間暮らしました。なつかしいので、ぜひ広島に行きたいです。広島の原爆ドームのそばに原爆平和記念資料館があり、何度も行きました。地球上の人々全て一度は訪問して閲覧する価値のある資料館だと思います。たいていの人は資料館を出てきたときには泣いています。確か広島には全日空ホテルがあり、そのホテルからベッドのシーツを特別に譲ってもらって(買って)長い間愛用してました。今回泊まれればいいなと思います。IJET-23実行委員の皆さま、ご苦労様です。ささやかながら翻訳ブログでIJET(日英英日翻訳国際会議)の宣伝しました!
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基本財産の翻訳

基本財産英語(翻訳)

財団や非営利法人の財務諸表の英訳をすることがあります。非営利法人は数的にも、翻訳の必要性の点でも上場している株式会社などよりも翻訳の頻度は低いのですが、たまに翻訳を依頼されることがありますが、株式会社等とは違う計算書類であり、勘定科目も少し違います。

株式会社の資本金はcapital stockといいますが、財団、非営利法人(foundation, not-for-profit organization)の場合、資本金という勘定項目はありません。純資産(net assets)のところに、指定正味財産と一般正味財産があり、米国の勘定項目ではPermanently restricted net assets, temporarily restricted net assets, unrestricted net assetsがあり、おおまかには対応しているが、しかし科目が2つと3つという違いがあり、完全に1対1対応しているとはいえないので、例えば一般正味資産をunrestricted net assetsと言いきってしまっていいものやら疑問が残る。これらの英語を使用すれば、指定正味財産額はrestricted net assets、一般正味財産額がunrestricted net assets、これらの英語を避けて、日本語の文字どおりに訳出しようとすると、specified net assets と general net assetsということになるだろうか。

さて、これらは借方の方の項目で、貸方の方に基本財産という資産項目がある。基本財産の訳としては、やはりアメリカで使用する英語で思い起こされる近い用語としてはendowmentという用語があり、実際しばしば基本財産と訳されているが、やはりこれが日本の財団、非営利法人等の基本財産と完全に一致するものかは定かではない。基本財産の英訳には先のendowmentの他、Basic fund, Basic assets, Fundamental property, Permanent propertyなどが使われているようだ。

公益財団法人財務会計基準機構(Financial Accounting Standards Foundation)のホームページは日本語と英文のものがあり、日本語で基本財産に対応する部分では英語ではBasic capitalとなっている。基本財産の金額が日本語と英文とで一致していない(英文のホームページでは設立時のbasic capitalとなっているので、英文の方は逐次アップデートはされていない模様)ので、最新の情報であるかどうかは定かではないが、この用語の用法を参考にする限り、基本財産の英訳はbasic capitalということができる。

しかし、capitalというのは本来借方の概念であり、貸方の資産項目である勘定科目名がbasic capitalとなるのには違和感もある。企業会計基準委員会(Accounting Standards Board of Japan)は日本で一般に認められる会計基準を設定する役割を持っているので、とりあえず基本財産英語訳はBasic capitalとみなし、今後の用例を注目したいと思います。↓追記を参照してください

永江俊一

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翻訳とTOEFL受験対策

翻訳と英語とTOEFL

本日は日英、英日の翻訳とは少しはなれて英語の勉強の話です。

会社に若い人がいます。若い人はエネルギッシュなので英語の勉強もかなり頑張っています。
スクールにTOEFLを学びに来る人が多いので、この方がTOEFLトーフル)の受験対策福岡)について記事を書きました。

なかなかわかりやすい作文となっています。

題してTOEFLの受験について、福岡バージョンです。

福岡でのTOEFL受験について

TOEFLの受験は時間が長く、かなり高度で広範囲の試験内容になりますので、十分な準備を。

ところで、翻訳との関係ですが、日英、英日の翻訳の場合、やはり日本語を読むこと、書くこと、そして英語を書くこと、読むことが仕事の重要なファクターになりますから、TOEFLも完全制覇するくらいの実力が望まれます。翻訳者にとって英語の学習は基本中の基本、となんとかつながりました。

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