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Trados などの翻訳ツールについて

Trados (トラドス)や デジャブといったような翻訳ツールってすべての翻訳にかかせないもの?
確かに翻訳メモリは特許文書やマニュアルといったような同じ文章の繰り返しが多いものには
大変有効ですが、まずソースがデータじゃないと意味がないので、すべての翻訳に便利、というわけではありません。
契約書の翻訳なんかは、もともとワードの原稿が多いので翻訳ソフト向きといえると思います。
ハード原稿しかない場合で、トラドスを使用したい、といった場合は、まず原文をワードか何かにタイプしなくてはいけません。そのまま訳文うったほうがよっぽど早いでしょ、という場合も多々あるじゃないですか。知ってる翻訳者さん(米国の医療専門翻訳者)は、日本人とチームを組んでいて、まず彼女のために日本語の原文を type してあげる、typist を雇っているくらいなんです!
そのほうが後からよいという理由と、外国人にとって日本語を読んでタイプしながら探すと時間がかかるので、Google とかですぐ検索するには、コピーペーストできるデータがあると便利なんだろうなぁ、と思いました。
翻訳会社であれば、チームで作業するので、あまり心配することはないと思いますが。
フリーの人より、会社のほうが誤訳のチェックや校正はもちろん安心なのは言う必要もないことですが。
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